今日の音楽ジャンル ブルース 今日は「ブルース」です。ブルースとは基本的に、
12小節スリーコードの形式に沿って演奏される音楽ジャンルのことです。ブルースは今日ではそれほどメジャーなジャンルとは言えませんが、ロックバンドを初めさまざまな音楽に影響を与えたジャンルです。
12小節スリーコードという形式についてですが、典型的なブルースのコード進行は以下のようなものです。
Key=Cの場合
| C7 | C7 | C7 | C7 |
| F7 | F7 | C7 | C7 |
| G7 | F7 | C7 | G7 |
ちなみにすべてセブンスコードを使っていますが、このセブンスコードの多用がブルース特有の雰囲気を醸し出しています。
またブルースは一般的に、
シャッフルという跳ねたリズムパターンで演奏されます。シャッフルとは1拍を3分割したリズムのことで、ブルースではこの3連の2拍目を休符として跳ねたリズムを作ります。ただしブルースの跳ね具合は常に上述のような均等に3分割したものとは限らず、曲や演奏する人によって独特の跳ね方をすることがよくあります。
またブルースには上述のコード進行を初め、おなじみのコード進行がたくさんあるため、
即興で演奏される音楽として有名です。その際、メロディーの演奏には
ブルースペンタトニックスケールという音階を用いるのが一般的です。ブルースペンタトニックスケールの意味を理解する前に、次の3つの用語の意味を押さえておきます。
- スケール(音階):音を高低の順に並べた音列のこと。たとえば「ドレミファソラシ」はCメジャースケール(ハ長調)、「ラシドレミファソ」はAマイナースケール(イ短調)である。これらはスケールの最もシンプルな例であるが、スケールにはさまざまな種類があり、使用するスケールによって曲のカラーや雰囲気が決まってくる。
- ペンタトニックスケール(5音音階):1オクターブ内が5つの音符からなっている音階のこと。代表的なものとしては、「ドレミソラ」のように第4音と第7音が抜けた形の音階がある。ペンタトニックスケールは即興演奏に向いているスケールとされている。
- ブルーノートスケール:長音階の構成音に第3音、第5音、第7音を半音下げた音を加えた音階のこと。Key=Cの場合「ド レ ♭ミ ミ ファ ♭ソ ソ ラ ♭シ シ」である。ブルースやジャズなどによく使われるスケールである。
ブルースペンタトニックスケールとは、
ブルーノートスケールの構成音のうち、ペンタトニックスケール(5音階)を組み合わせた音階のことです。したがってKey=Cの場合、「ド ミ♭ ファ (ソ♭) ソ シ♭」です。このように制限された音の組み合わせによって、ブルース独特の雰囲気を作り出すことができるのです。
さらにブルースは、
クォーターチョーキングや
テンションノートなどを用いて、よりブルージーな雰囲気を醸し出すことが頻繁にあります。
- クォーターチョーキング:ギターのチョーキングの1種で、1/4音程度チョーキングすること。
- テンションノート:基本的な和音構成音に対して、緊張感を与えるために付け加える非和声音のこと。基本的には9th、11th、13thの音をテンションと呼ぶ。しかし音階によって、これらの音をテンションとして利用できるかどうかが決まるので、常にテンションとして使えるとは限らない。なお、7th、6thの音に関しては基本コード内の音として捉え、テンションノートとは区別される。
今日はブルースについて書きましたが、高校のときギターマニアの先輩が、「ブルースを知らないとロックは弾けない」と言っていたのを思い出しました。自分はあまりブルースを聞かないのでもっと聞こうと思います。